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23.01.03

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Flutterってなに?スマホアプリ開発で注目のフレームワークについて解説!

最近、スマホアプリ開発を検討する際に「Flutterって面白いよね」という会話が増えてきましたが、「そもそもFlutterについてわからない」という方もいませんか。

「Flutterってどんなものなの?」と気になっている人に向けて「Fluttertってなに?」「Flutterの特徴」について、解説しています。この記事をきっかけに、これからの時代のスマホアプリ開発に目を向けてみるいい機会にしてみましょう。

Flutterってなに?

Flutterは、Dartというプログラミング言語のスマホアプリ開発用のフレームワークとして開発されています。まずは「フレームワーク」について理解し、「Flutterってなに?」を考えていきましょう。

 

フレームワークとは?

フレームワークとは「枠組み」「骨組み」「構造」と言った意味を持ちます。テンプレートのようなプログラムのことで一定のルールが存在し、開発者はそのルールに沿って実装したいプログラムを記述、カスタマイズしていきます。

フレームワークを利用することで、機能ごとに1から実装必要がなく、短いコード・短い期間での実装が可能です。さらにルールがあることでコードにも統一性が生まれやすく、フレームワークを利用しないプログラムよりも保守性が高く、エンジニアにとってメリットが大きいため、ぜひ積極的に利用していきましょう。

 

Google発のプログラミング言語「Dart」

Flutterは、「Dart」というプログラミング言語が基となっています。

Dartは2011年にGoogleが開発したプログラミング言語です。JavaScriptの課題を補い、置き換えるための言語として開発されました。

開発者の中では「学習コストの低さ」など、JavaScriptの代替えとして注目はされていたのですが、Webアプリケーション向けの言語としてはあまり普及していた言語と言えない状況が続きます

ですが、2018年にオープンソースフレームワークとしてFlutterが登場してきてからは、再注目されて知名度も人気も急上昇しているプログラミング言語となっています。

 

Flutterは「Dart」のフレームワーク

Flutterはプログラミング言語のDartを基にGoogleが開発したオープンソースフレームワークです。 人気を集めている理由としては、iOSとAndroidの開発を一度に進められるクロスプラットフォーム開発が可能であることが挙げられます。

競合のフレームワークでは、Meta(元Facebook)が開発したReactNativeが比較対象として挙げられることが多いです。どちらもクロスプラットフォームとしての特徴を持ち、今後のスマホアプリ開発における効率化への活躍が期待されます。

ReactNativeについても知りたい方はこちらの記事で解説しています。
ReactNativeとは?概要から特徴についてわかりやすく解説!

 

Flutterの特徴

次にFlutterの特徴について、3つ考えてみましょう。

 

iOS・Androidを同時に開発

Flutterの1つ目の特徴「iOSとAndroidの開発を一度に進められるクロスプラットフォーム開発」です。

従来であれば、iOSはSwift、AndroidはKotlinというようにOSごとに別の言語、別のコードを用いて開発しなければならなかったものがFlutterでは一つのコードで開発を進めることができます。この点はReactNativeにも言えることですが、一つのコードで開発を進められる点から、開発に関わるエンジニアが少なくなり、同じスマホアプリを開発するためにかかる費用や期間を抑えられる可能性が上がります。

エンジニア不足に対しても効果的なフレームワークと言えるでしょう。

 

反映が高速なホットリロード

Flutterの2つ目の特徴は「反映が高速なホットリロード機能」です。

ホットリロードとは、コードに変更点があった場合にすぐにUIに反映される機能です。 従来のスマホアプリ開発では、少しの変更点であってもコンパイル作業が必要となり、画面に反映されるまでに時間を要していました。Flutterで採用されているホットリロード機能により、コードの変更点があった場合、すぐにUIに反映され開発者が確認するまでの時間が短縮され、開発がよりスムーズになり、開発スピードの向上が期待されます。

 

学習コストの低さが魅力

Flutterの3つ目の特徴は「学習コストの低さ」にあります。

開発言語であるDartは、JavaScriptの代替えを目的とした言語でよく似た文法で開発が進められます。JavaScriptに触れたことのあるエンジニアであれば、初めてスマホアプリ開発だとしても学習コストが低く比較的抵抗なく進められるでしょう。

スマホアプリ開発を検討しているのであれば、Flutterから始めてみるのもいい選択肢と言えるかもしれません。

 

今後の伸びが期待されるFlutter

ここまで「Flutterとは何か」「Flutterの特徴」について紹介してきました。

Flutterは2018年に公開されてからまだ日が浅いこともあり、対応できるエンジニアも少ないですが、クロスプラットフォームの観点からReactNativeと比較されるほど、注目されているフレームワークです。今後のスマホアプリ開発において考えられる一つの選択肢となり、ますます人気が伸びていくフレームワークと言えるでしょう。

これからスマホアプリ開発を考えているのであれば、Flutterも選択肢として検討してみませんか?

スマホアプリ開発のおすすめのフレームワークについてはこちらでも紹介しています。
スマホアプリ開発におけるフレームワークのおすすめをご紹介!