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21.12.20

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ベトナム・オフショア開発について知る。現状や特徴は?

IT人材の「リソース不足」や「コスト削減」のため、システム開発業務を海外へ委託・発注する「オフショア開発」が導入されてます。
近年ではベトナムでのオフショア開発が増えてきていますが、なぜ人気があるのか…

今回はベトナム・オフショア開発について掘り下げてみましょう!

ベトナムはどんな国で人の特徴 は?

まずはベトナムがどんな国で、どのような国民性を持っているか主に3つの特徴を紹介します。

親日国である

ベトナムは「新日国家」であり、日本に対して良いイメージを持っているそうです。
また日本人との友好的な関係が国レベルでも行われているため、反日デモといったリスクが低く安心して仕事を任せられると言えるでしょう。

勤勉で真面目な国民性

「真面目で勤勉」な国民性を持っている言われているベトナム人は、日本人とも性格的に多くの共通点があります。
そのため、共に仕事をする上でスムーズにコミュニケーションを取ることが可能です。

時差距離・物理距離が近い

日本とベトナムの時差は「2時間」しかないため、Webミーティングなどを比較的円滑に行うことができ、業務上の支障がほとんどありません。またハノイやホーチミンは日本各都市から直行便が出ており、ハノイ-羽田間だと5時間程度で着くため、物理的距離の近さも魅力の一つです。

ベトナムにおけるオフショア開発の特徴

なぜオフショア先にベトナムが注目されているのか、2つの特徴から考えてみましょう。

国をあげてIT人材を育成している

近年国策としてIT人材の育成に取り組んでおり、大学などの教育機関に対し積極的な支援を行っております。
それに伴い専門的な知識とスキルを持った若く優秀なエンジニアが今後さらに増えていくことが予想されます。

高品質・低コスト

高いスキルを持った人材が多いベトナムですが、人件費は日本のエンジニアと比べるとおよそ3分の1です。
そのため高品質で低コストな開発が実現可能といわれています。
ただし、ブリッジSEや日本人PMを雇用することが多いので、小規模な開発だと日本の方がコストメリットがでます。

ベトナム・オフショア開発の現状について

オフショア開発を行う国は多数ありますが、上記の理由から最も人気のある国はベトナムであるといわれています。

オフショア開発はコミュニケーションを取ることが難しいなどのデメリットもありますが、
ブリッジSEやコミュニケーターを通して密にコミュニケーションを取れるようになると高品質・低コストの開発が実現できるのです。

ベトナムではブリッジSEなどIT系の日本語人材教育を積極的に行っており、ベトナムにとっても日本は重要なパートナーということを示しています。

近年ではより人件費の安い「ミャンマー」なども注目されてきていますが、地理や社会情勢、技術力を総合的に考慮すれば、
ベトナムのコストパフォーマンスは優れているといえるでしょう。

オフショア開発に踏み込んでみる

オフショア開発が増えているといっても海外に委託することに不安に思い、なかなか踏み込めない方は多くいるかと思います。

事実、オフショア開発がうまくいかなかった例もよく耳にするでしょう。
しかし、オフショア開発での失敗とはほとんど共通した理由をもつので、メリット・デメリットを理解して対策をすることで成功に導くことができます!

またオフショア開発を依頼する上では、単純なコストの安さだけでなく、技術クオリティ等も加味して、全体のパフォーマンスを判断することが重要です。そして、それらをバランス良く備えているのがベトナムであり、国を挙げてIT分野を支援しているポイントも、大きな魅力といえるでしょう。

今回はベトナムオフショアに着目してみましたが、いかがでしたでしょうか。
「どの国をオフショア開発先にすれば良いか悩んでいる…」という方はぜひベトナム・オフショア開発を検討してみてください。